An Algasta

Syamuさんというyoutuberの発言を書き起こしたり、彼に関する考察を書いてます。

Syamu時代と浜川時代のTwitter利用状況

目次

@Syamu_gameの基本情報

2014年1月14日にアカウント作成
2014年9月29日にアカウント消去
9月20日以降のログなし
1月14日から9月19日までの248日で
ツイートとリプライ等を合わせて2610件 10.52件/日
ツイートは2069件(79.3%) 8.34件/日
リツイートは123件(4.7%) 0.50件/日
リプライは418件(16.0%) 1.69件/日
ツイート内容は挨拶が約40%、宣伝が約25%とこの2つが多い。次いで多いのが天気に関する内容である。これは挨拶と共にツイートする形がよく見られる。他にはyoutubeの仕様や配信に関すること、ラブサーチや恋活のこと、食べ物のことなどを呟いていた。3月27日からはbotを導入している。これを利用してyoutubeチャンネルの宣伝のほか、botそのものの宣伝も行っている。(botそのものの宣伝は本人の意思でやっているのか不明。ただ解除できなかっただけかも知れない。)
リプライとしては、フォローしてくれた人にお礼を言ってファンかどうか確認し、少し話をするというパターンが見受けられる。しかし、一度話が弾んでも、その後Syamuからファンに対してリプライを飛ばすことはほぼなかったようだ。
リツイート内容に関しては、セイキン、瀬戸弘司、マスオ、キヨ、赤髪のとも、ろあといった大物配信者の動画投稿の告知が最も多い。初期はNHKニュースの気象情報も多い。新しく公開・発売される映画・ゲームの告知、配信者向けのセミナーといった内容もよく見られる。

 

@hamakawa20153の基本情報

2015年3月23日にアカウント作成
2015年9月6日に非公開アカウントとなった
9月1日以降のログなし
3月23日から8月31日までの162日で
ツイートとリプライ等を合わせて3257件 20.10件/日
ツイートは569件(17.5%) 3.51件/日
リプライは1432件(44.0%) 8.84件/日
リツイートは1256件(38.6%) 7.75件/日
ツイート内容は約3分の2が宣伝で、更に15%ほどが小説家になろうに関することで、これだけでおよそ8割を占める。4月15日からはbotを導入し、自分の作品の宣伝に活用している。その他の内容は少ないが、強いて言えば映画に関するツイートは他に比べて僅かに多いかも知れない。Syamu時代に最も多く見られた挨拶だけの内容のツイートは絶対数から激減している。
リプライに関しては、フォローしてくれたことに対するお礼を言うだけでなく、RTやお気に入り登録に感謝を述べたり、自ずから相手をフォローして挨拶している。また、相手から反応が来たのでなくても自分から積極的にリプライを飛ばしている。診断メーカーの結果を呟くこともあった。
このように他人と主体的に交流するようになり、彼のコミュニケーション能力の低さが露呈し、頻繁にブロックされるようになった。本人は原因が分からず悩んでいたようである。
リツイート内容に関しては、フォローしている人の書いたウェブ小説の宣伝が大部分を占める。リツイートされたツイートは完全に同一のものが多く、恐らくbotによるものであるが、リツイート自体は同じ時間に集中することが多く、浜川氏が手動で行っていると言うのが私の見解である。

 

2つのアカウントを比較して、相違点

ここで、Syamu時代と浜川時代のツイッターを比較してみる。
相違点としては、まず、リプライ・リツイート頻度の大幅な増加が挙げられる。
リプライ頻度 0.50件/日→8.84件/日
リツイート頻度 1.69件/日→7.75件/日
関連して、Syamu時代は基本的に相手からリプライが来た時だけ他人と交流していたが、浜川時代には自分からリプライを送るようになったという姿勢の変化も重要である。
また、自分のファンかどうか確認する行為はSyamu時代に特有で、精スプと呼ばれる女性へのおぞましいリプライの数々は浜川時代に特有であることも忘れてはならない。
ここから読み取れるのはSyamu→浜川裕平となったことで、大物配信者→1人のweb小説家という自意識の変化であったことである。この自己認識の変化が他者との積極的な交流を促し、ツイッターの利用状況を大きく変化させたというのが私の意見だ。
8.34件/日→3.51件/日というツイート頻度の減少については、宣伝ツイートの頻度はほぼ2件/日で不変であること、挨拶ツイートが激減していることから、話題をリプライで消費するようになったと考えられる。

 

2つのアカウントの共通点(ほぼ無し)

本当はこの2つのアカウントから共通点を見出し、彼が次に別名義で復活した時にそのアカウントを探し当てるのに役立てようと思っていたのだが、残念ながら共通点はほぼない。強いて挙げるならば、文末に必ず句点か記号がつくこと、2件/日ほどの宣伝ツイートがある。
ツイッターでは匿名掲示板と同じく、文末を句点ではなく改行だけで代用することが多いが、彼はそうしない。ただし改行しないわけではなく、句点に伴って改行することが多い。
また、特に、文末に句点の付いている少し変わった挨拶だけのツイートをするのは彼に特有である。例えば、「ばんちゃ」という言葉を含んだリプライは珍しくないが、「ばんちゃ。」だけのツイートはかなり珍しい。この類のツイートは、浜川時代にリプライに置き換わったことで激減したが、それでも存在はしている。しかし、リプライも含めて「おいーす。」「ういーす。」の類は殆どSyamu時代にしか見られないとか、「やはろー。」「ばんはろー。」は浜川時代に特有であるなど、時期的な変化があるので、ツイート単位で完全に一致するものは「ばんちゃ。」「ばんちゃー。」など数種類しかない。
2件/日ほどの宣伝ツイートは、その約半分がbotによるものであり、もう半分が作品の投稿に伴ってツイートされる。至って標準的な運用だと思うのだが、重要なのはこれは本業が別にあることを含意するということである。
他に、食べ物、恋愛、映画など、細かいものを挙げれば共通点はあるが、特徴と言えるほどのものではない。