An Algasta

Syamuさんというyoutuberの発言を書き起こしたり、彼に関する考察を書いてます。

月神(シャム) 怪異症候群実況パート1まとめ

怪異症候群というゲームそのものではなく、月神という実況者の動画についての記事です。

シャムさんの感覚、知識、思考を掴む手掛かりとなる箇所を書き出して行きます。 具体的には、ゲーム内での行動、ゲームに対する勘違いと感想、一緒に実況している猫夜叉とのやり取り、 引き合いに出された他の作品、漢字の誤読、動画の編集、ゲームとは無関係の自分語りに注目し、 これらを説明する上で必要なゲームの進行状況やストーリーについても述べます。 分かり難い箇所や考察できる余地のある箇所は可能な限り解説していきます。 冗長で拙い表現になりますがご了承ください。

……月神の発言
……ゲーム内での月神の行動
……ストーリーやイベントの進行状況などの説明
×……誤読やそれが疑われる部分
……編集

「怪異症候群 ~パートI~ 」という字幕と共にオープニングムービーが始まる。謎の音楽も流れる。 表示されるイラストの右下にイラスト作成:月神と小さく書いてある。 フリー素材の背景にコミPo!で作ったキャラを合成したものと思われる。

左右反転とモノクロ化の編集を加えた本編の一部が流れる。これは今パートの09:00頃の部分である。 「実況は……」「月神 & 猫夜叉」と青い字幕。

モノクロ化されモザイク処理を加えられた本編の一部が流れる。これは11:00頃の部分。 BGM作成:月神と字幕が表示された後、画面がぐにゃぐにゃして本編が始まる。

怪異症候群のタイトルの怪異という文字の部分が雛見沢と置き換えられ、 画面左上には『ひぐらしのなく頃に』(1期)の「 第四話 鬼隠し編 其の四 歪 」の 圭一がレナたちを撲殺するシーンが合成されている。
月神は淡々と自己紹介をする。実況動画撮影時にはこのシーンを合成することを考えていなかったと思われる。
月神マリオカート64の実況を投稿していたようだが、 64の調子が悪い(端子の接触が悪くて起動しないとか?)ので怪異症候群を実況する事にしたようだ。
月神は今回一緒に実況する猫夜叉に、自己紹介をするように促す。
猫夜叉が自己紹介をする。 編集を行った月神は意図していないかも知れないが、圭一の台詞と猫夜叉の言葉がリンクする箇所があって面白い。

ロードを選びかけてニューゲームを選んでスタート。

神代由佳がパソコンでひとりかくれんぼ*1の方法を 調べているシーンから始まる。
月神は猫夜叉に台詞を読むように言い、猫夜叉が戸惑って、 月神がよく分からないことを言った後、2人で同時に台詞を読んでしまう。その後は月神が読み上げていく。
月神は唐突に喋っても良いんですよと言う。恐らく猫夜叉に向けた発言。
× 淡々と台詞を読み上げる中でぬいぐるみの「綿」を「めん」と誤読。

「事前準備はよし」という台詞を見た月神はレイクのCMを思い出して何か言おうとするが、 フレーズの詳細を思い出せず、猫夜叉に首を傾げられる。
月神はどうにか「事前にしっかりチェック」とフレーズを思い出し、猫夜叉にフォローされる。
レイクのCMの映像が合成される。

「どうやら、かよちゃんは、高校生みたいです」と話す月神パソコンを見ていた少女の名前は「由佳」である。 高校生なのは多分正しいのだが、この時点で高校生と言った理由も不明。

由佳が部屋から出て行ったところで、効果音が鳴る。
この効果音は引き戸を引く音らしいと話す月神。 激しい雨の音がしているし、同様の音はゲーム内で扉の音として使われていないので、恐らく雷の音である。

月神はこの動画の撮影前にテストプレイを行ったらしいことを話す。

主人公・姫野美琴のもとに深夜に由佳から電話がかかってきて、非常事態だと察して由佳の家に向かう。
ここで急に話題を64に戻す月神
× 「『何か』不吉なことが起きている」という文脈で「なんか」と読み上げる。はっきり間違ってる訳ではないが不適切な気がする。
猫夜叉はリアクションを取って盛り上げようとするが、月神の反応は薄い。

月神ひとりかくれんぼからリアル鬼ごっこを連想して言及する。
画面右下にはリアル鬼ごっこの本の表紙が表示される。

美琴は由佳の家に入り、「ご在宅でしょうか」と声を掛ける。
「もう入ってますよね」と月神は微妙にずれたツッコミを入れる。

漸く月神家に入って来たのが由佳ではなく美琴であることに気付く。 酷い勘違いだが、月神は独白が誰のものか理解できないことが多々あるので物語を理解できないのは仕方ない。 ついでにここでもかよと言い掛けている。

変な悲鳴が聞こえて来る。
笑う猫夜叉に対し、月神は淡々と変だと思った(テストプレイの時に?)と話す。

美琴を動かせるようになる。
元ネタを知っている様子の猫夜叉がひとりかくれんぼについて話をしようとするも、 月神がそれを遮ってどの方向へ行くかを尋ねる。

トイレに入ると2階から変な叫び声が聞こえる。
笑いを堪える猫夜叉に対し、月神はこれを無視して1階を探索する。

月神はマシンガントークで猫夜叉に喋る隙を与えない。

救急箱を宝箱だと勘違いした猫夜叉に、「何でこんなのが宝箱やねんおかしいだろ」月神は辛辣なトーンで反論を浴びせる。 他の場面で月神が猫夜叉自体を嫌っている様子はないので、声のトーンを間違えたか、 実況で頭がいっぱいだったか、そもそも人の気持ちを考える能力がないのだと思われる。

引き出しを調べて仏壇の鍵を入手。
勝手に取んなよと言った猫夜叉に、遅れて、取るしかねーじゃんと月神が答える。 返答の冷たさだけではなく、表示された文章を読むのを優先して遅れて答えているのもポイントだ。 ここは実況プレイだけで頭がいっぱいになっているように見える。

その後も1階の探索を続ける。月神は見つけたものについて少し語っては、 話題を広げようとする猫夜叉の声を遮って、別の目に入ったものについて思いついたことを言っていくのを繰り返す。

再生7分を越えた辺りでセーブして2階へ進む。不気味な声が聞こえる。
驚く猫夜叉。月神ムジュラの仮面のおっちゃんの声が聞こえたと話す。

2階の部屋に入って倒れている由佳を発見。
月神は、猫夜叉に女の子の台詞を読むように尋ね、猫夜叉から「どっちも女の子じゃないの?」 と疑問をぶつけられる。 月神は今まで一人で実況していたからと謎の論理を用いて反論、自分は男の台詞を読むと言う。 更に猫夜叉からこのゲームに男性のキャラが登場するのかと素朴な疑問をぶつけられ、 月神はたじろぎながら居ないよ知らないよと答える。 猫夜叉はこれから男性キャラが登場するのか、と穏便に月神をフォローする。

上の会話中に「まあだだよ」という声が聞こえる。
月神はこの声について猫夜叉に尋ねるも、彼女はその声が聞こえなかった様子で、 「ゲームの音は聞こえないもんな」と月神は勝手に納得する。 音声の出力設定がどうなっているのかは不明だが、 少なくとも猫夜叉はさっき変な悲鳴を聞いて笑っていたので、ただ聞き逃しただけと思われる。

× 月神は「ティーカップが『冷えている』」という文脈で「さえている」と読みかける。

月神が唐突に「まあだだよ、っていうことは多分、かくれんぼしてんやな」と話す。 直前は由佳の妹のハルちゃんについて話していたが、急に話題を変えただけで、 ハルちゃんが隠れていると思っている可能性は低いと思う。

座敷に入って倒れているおじさんを発見。笑い声が聞こえる。
月神は全然怖くないと強気の態度を見せる。
セーブ時にメニューを開いて特殊技能の項目を見つけ、何もない事を確認。

血の付いている襖を調べる。内側から襖を叩くような音が聞こえる。
月神は強気で挑発。音の間隔が短くなるとこれを太鼓の達人と喩える。
押入からクマのぬいぐるみが現れる。
リラックマだと言う猫夜叉。月神はこれを否定する。
画面には本物のリラックマという字幕と共にリラックマの画像が現れる。

刃物を持ったクマに追いかけられて逃げる。
騒ぎながらも、元ネタを知っておりOPをよく見ていた猫夜叉は風呂場に塩水があるのではないかと話す。月神はこれを否定する。
部屋に逃げ込み、飛び跳ねる救急箱を使ってクマを撃退する。

塩水について繰り返し話そうとする猫夜叉を完全に無視した月神は、 クマに遭ったら逃げた方が良さそうと当然のことを語る。

2階の座敷に戻ってクマが現れた襖を調べて西部屋の鍵を入手。 月神でもクマが出て来た場所に次の手掛かりがあることを推測できたようだ。

次いで座敷のクマが現れた方とは反対の襖を調べる。再び襖を叩くような音がする。
月神太鼓の達人みたいだと話す。
画面右上に太鼓の達人wii1代目か4代目の夏祭り(おに)のプレイ画面が映る。結構音ずれしている。

この後は鍵をメニューから使うという発想に至らず、彷徨い続け、1階大広間でクマと遭ってしまう。 大広間から出れば良いものを、クマが動き出してから大広間の中心に出て捕まり、ゲームオーバーする。
飛び跳ねる壷を見つけた猫夜叉は「つぼおー!」と叫びを上げ、月神は殺されたと楽しそうに笑っている。

タイトル画面でロードと間違えてニューゲームを選ぶ。
カットが入る。

再び大広間のクマに挑み、危ないながらも撃退に成功。マップを切り替えると救急車のサイレン音が聞こえる。
月神はツッコミ所満載と笑った後、クマがやられて運ばれたと謎の解釈をして勝手に納得する。

この後もまだ鍵の使い方が分からずに彷徨う。途中から早送り開始。
月神が何度も通っている通路や、既に調べた勝手口を仏壇じゃないかと調べている様子が伺える。
このゲームが全然怖くないと言う月神に、猫夜叉が珍しく強く反論する。
月神が「由佳」の名前を「ゆき」と間違える。
この辺りで早送り解除。

ハルちゃんの部屋で遭遇したクマから逃げる途中バルコニーに出て、 マップ切替後、既に動かせるのにボーっとしていてクマに捕まってゲームオーバー。
逃げている途中から「ここで一旦切ります ありがとうございました!」と表示され、パート1本編終了。

サザエさんの次回予告が流れる。音楽は流れているが声は無く、 次回タイトルは吐きけ、めまい、痺れとなっている。この部分の出典は不明。

*1:2006年に2ちゃんねるのオカルト板から広まった降霊術