An Algasta

Syamuさんというyoutuberの発言を書き起こしたり、彼に関する考察を書いてます。

ゾット帝国 キャラクター紹介 禁断の森の奥編

浜川先生の設定資料と重なる部分は省略。

 
カイト

主人公。
冒険家であった祖父に憧れており、彼が残したクリスタルを首飾りとして身に付けている。
父はゾット帝国騎士団長。
幼馴染のデートの待ち合わせに勝手に現れ、女の子が持って来たお菓子を全部食べ、2人を危険な森に連れ出した。

周囲を馬鹿にして舐め切っており、いつも文句ばかり言っている。ピンチに陥ると更に態度が悪くなり、仲間や使い方の分からない道具に頼る。
思考が散漫としていて、一貫性が無く、何か重要なことがあっても、今起こっていることに気を取られやすい。
また、危機に対する認識が非常に甘い。仲間の戦力や道具の使い方を把握せず、事態が深刻になってから対策を考えるため、いつも状況に流されることになる。ミサイルで攻撃されても眠気が覚めず、攻撃が止んでから辺りを見回し、仲間に文句を言うシーンは、単なる性格の悪さだけでなく、生物的な欠陥を感じさせる。
仲間が攫われ、謎のドラゴンが現れた状況で食欲が優先されたり、地響きと砲撃音が轟く中で食事を続けるなど、動物的な欲求に従順。しかし度が過ぎており、瀕死の幼馴染に欲情するなど、やはり生物としては不適格である。
意外にも仲間に頼れない状況ではそれなりの活躍を見せることがあり、ネロ、ミサとはぐれた後はある程度こういった特徴が改善されている。一応仲間を助けたいという気持ちはある程度強いのかも知れない。
遠くに居る黒いフードを被った人の顔を見て性別が分かるほど視力が良いが、それを一瞬で忘れるほど短期記憶力が低い。
前述したシーンで空の上から野営地の食べ物の匂いを感じ取ることができるほど嗅覚も優れている。
筋力、三半規管、胃腸は弱いかも知れない。
主人公なのに性格以外の情報が少ない。


ネロ

カイトの幼馴染。モデル並の美形で女子からよくモテる。ミサも彼のことが好き。
父はゾット帝国騎士団の科学者であり、そのことを誇りに思っている。
作中ではミサの魔法ウォーターボールの効果が切れ、古代王の復活を目論む組織の野営地に落下して以来消息不明。
冷静沈着で武器の改良が出来るという設定から一見有能そうだが、やっていることはガジェットを使って敵の居場所や正体を探るも失敗する、壁画を解読しようとして失敗、仲間に注意を促すくらいしかしておらずほぼ活躍していない。
武器の改良に関しても、騎士団からくすねたオートマチック銃にも電撃を与える機能があるので、銀色の球形も大して改造されていないかも知れない。


ミサ

ネロのことが好きで、彼によく媚びている。
ゾット帝国総合学校魔法科で魔法を学び、おばばの元で修行をしていると言う設定があるが、本編では一切触れられない。

危機に対する認識が甘く、暢気。カイトのピンチに至っても意地悪な発言をするが、本当は決して諦めず全力で仲間を助けようとする強い志を持ち、仲間を心から信頼している。

ホバーボードに好きな人の名前を付ける、危険を脱せていない状況で無関係なことで急に泣き出すなど、精神を病んでいる面がある。

対象を浮遊するバリアの中に包み込むウォーターボール、ミサイルを防ぐ障壁を展開する魔法、馬を帰す(動物に命令を与える?)魔法などが使えるほか、魔力によって効果を発揮する道具も使える。パワーグローブを装備すると同年代の男子を片手で軽々と引っ張れるほど力が強くなる。

カイトはミサに対して口汚く助けを求めるがネロにはそうしないこと、ネロがピンチに陥った時にミサに命令したり、ミサの援護を待つことを提案することから、3人の中で主戦力であることが窺える。

しかし魔力が少なく、魔力切れになると心肺停止に陥ってしまう。(気絶して川に流され、浅瀬に着いた時に心肺停止の状態にあるが、川に流されていた時間は短く、窒息や低体温が原因とは考えにくい。)
この時にカイトにキスされて胸を揉まれている。


ディーネ

魔力で人の姿にも白いドラゴンの姿にもなれる。
かつてラウル帝国の王に仕えており、封印されていたが、カイトがオーヴの力を使ったことにより目覚めた。
長い眠りから覚めたばかりで記憶が曖昧。加えて、自分の思いつきを相手の提案だと錯覚したり、自分の発言を相手の発言だと思い込んだり、短期記憶力あるいはコミュニケーション能力にも深刻な障害が残っている。
魔物は古代人が造ったラウル帝国の守護者であり、彼女を仲間と認識するはずだった。
カイトをオーヴの主に相応しいか試しており、ハンターと化した魔物を味方につけることができたら彼を認めると決めたが、本心では認めたくないので2回もカイトを鼻息で吹き飛ばした。

結界を張ることができ、指を鳴らすだけで物を出現させたり消したりすることもできる。
ドラゴンの姿では手の中にカイトが収まってしまうほど巨大で、金属をどろどろに溶かす高温の白い炎を吐き、金属を引きちぎる怪力を持ち、皮膚は敵の銃弾を通さないほど頑丈で、嗅覚が優れているので臭いだけで相手を追跡できる。
態度が大きくてドジっ娘
戦闘能力や知識でカイトを上回り、強気な性格で主導権を握るので、カイトとの相性は抜群に良い。


フィーネ

ディーネの妹。黒いドラゴンで、人の姿にもなれる。
ディーネと同じくラウル古代遺跡の番人。
爆発してミサイルになる紅く光る刃を放ち、金属を灰に変える黒い炎を吐き、敵の攻撃を防ぐ結界を展開することができる。

 

ルエラ姫

翼竜型ハンターに追われていた少女。
金髪のミディアムヘアで青い瞳をしている。歳は11くらい。
ネロという名前の小さな竜に乗り、黒いローブと黒いフードを着て、王家の紋章が刻まれた魔法杖を持っている。
剣の雨を降らせるシルバーレイン、炎の玉を飛ばす魔法が使える。
プライドが高くて強情。
禁断の森の奥編最終話までカイトは彼女がルエラ姫であるとは気付いておらず、カイトの視点では男か女か分からない少女であった。

オレは少女の背中を見て首を傾げる。
あいつ、王族なのか?
フード被ってて男か女かもわからねぇ。

 

カイトのお爺ちゃん

冒険家。既に亡くなっている。
彼が最後に冒険したのはラウル古代遺跡であり、そこで採取したクリスタル(オーヴ)をカイトに託してしまった。
彼が残した冒険書をカイトは読んでいた。

 

古代王ウィリアム

古代に存在したラウル帝国の王。
ディーネの主人であり、オーヴは彼が身に着けていたものだった。
フィーネによると、彼の呪いによって、かつてのラウル帝国は禁断の森と化し、動物たちは魔物になったらしい。(余談だがディーネによると、魔物は古代人がラウル帝国を守るために造った存在で、今はプログラムが暴走しているらしく、微妙に食い違っている気がする。古代人が造った動物のプログラムが古代王の呪いで暴走しているのだろうか)
神の塔の頂上に封印されており、これを復活させようとする集団が居る。
作中で誰もそんなことは一切言ってないが、カイトによると古代王はアルガスタを支配するつもりだったらしい。

 

アリーシャ

ウィリアムの妻。呪いと引き換えにウィリアムを封印した。


狼の様な魔物

身体中から暗黒のオーラを放ち、紅く鋭い眼光を持つ。
遠吠えで仲間を呼び、集団でカイトたちを狩ろうとする辺り、カイトたちより上手く連携できている。
上空に逃げ、川に落ちたカイトの前に現れるなど追跡能力も高い。
仲間の死体を食らって力を付けると、ミサイルやガトリング砲、ビーム砲を装備したメタリックの骨格姿になることができる。

 

大鷲

メタリックの骨格を持ち、赤い眼をしている。
口の中にガトリング砲があり、翼の先端の筒からはミサイルを発射でき、長い尾羽の先端は鋭く敵を突き刺すことができる。
カイトたちが捉えられないほどの遠距離からミサイルを放って正確に当てることが出来る。
一見強そうだが、銃弾一発で倒れてしまう。
カイトたちを無視して味方の大鷲とぶつかって爆発するなど知能にも問題を抱えている。

 

黒装束

神の塔を出現させて古代王の復活を目論む組織の一員。
心肺停止で気絶していたミサを攫って行った人物。
ネロもミサの魔法の効果が切れた後、彼らの野営地に落ちて捕えられた。
後にミサは意識を取り戻していることから、彼女を蘇生させたのが黒装束たちなのかネロなのか不明だが、どちらにせよミサの命の恩人に当たる。
カイトによると男で性別は分からない。

黒装束のがミサを肩に担ぎ、ホバーボードを脇に挟んで、黒装束は旋回している白色のドラゴンを仰ぐ。
黒装束は顔が黒いフードで覆われ、口許も黒い布で覆っているため、性別がわからず、表情も見えない。

 

小型獣型ハンター

紅い眼と鋭い牙を持ち、背中に装備したレーザーキャノンなどの武器で攻撃してくる。
獲物を前に涎を垂らすなど、完全な機械ではないかも知れない。
大型肉食恐竜型ハンターと仲間割れを起こしているシーンが有名だが、ディーネの炎によって溶かされた小型獣型ハンターは集まって大型肉食恐竜型ハンターになることができる。

 

大型肉食恐竜型ハンター

背中に二台の大きなガトリング砲を装備しており、口の中にはキャノン砲がある。
ディーネに匹敵する大きさと怪力を持つ。

 

翼竜型ハンター

背中にプラズマ砲などの武器を装備している。
口の奥に紅い小さな宝石があり、そこが弱点である。