月神(シャム) 怪異症候群実況パート1まとめ
怪異症候群というゲームそのものではなく、月神という実況者の動画についての記事です。
シャムさんの感覚、知識、思考を掴む手掛かりとなる箇所を書き出して行きます。 具体的には、ゲーム内での行動、ゲームに対する勘違いと感想、一緒に実況している猫夜叉とのやり取り、 引き合いに出された他の作品、漢字の誤読、動画の編集、ゲームとは無関係の自分語りに注目し、 これらを説明する上で必要なゲームの進行状況やストーリーについても述べます。 分かり難い箇所や考察できる余地のある箇所は可能な限り解説していきます。 冗長で拙い表現になりますがご了承ください。
●……月神の発言
■……ゲーム内での月神の行動
▼……ストーリーやイベントの進行状況などの説明
×……誤読やそれが疑われる部分
★……編集
『大人の夜』の気持ち悪さ 打楽器のリズム解析結果
- 概要
- 解析方法
概要
シャムさんがシン名義で2010/10/03 16:19:08に発表された名曲『大人の夜』。氏の他の曲に比べても、特にリズムが掴めなくて気持ち悪いので、そのリズムを解析することにした。
まず、全体の構成としては、24小節目までが前奏で、25~52小節目がミクによるボーカルを含むメイン部分で、53小節目以降がアウトロである。前奏とアウトロからすると、BPMは160で4分の4拍子となる。
問題はボーカルを含む部分にある。
ボーカルは4分の4拍子のような何かで、1小節を4分割するリズムしかないように見せかけて16分音符1つ分のずれなどが多く、今回は解析を断念した。
打楽器は4拍子で5連符が多用されている。2小節3秒ごとにループしているので、25~26小節目のリズムを以下に示した。打楽器は複数の種類の音が含まれているが、ここでは1ループで2回聞こえる手拍子のような音をパーカッション、それ以外を全てドラムと分類した。
ドラム
パーカッション
表記はこちらの方が正しいかも知れない。
ドラム
パーカッション
ドラムは1拍ごとに同じ音が繰り返されているので、BPMが200になって5拍子になった訳ではなく、BPMは160で4拍子のまま5連符が使われている。
パーカッションが1小節間隔ではないのも大きな違和感がある。
一般に作曲ソフトでは5連符は用意されておらず、5連符を配置するにはその間隔を手動で設定しなくてはならないと思うのだが、もしそうだとすると氏は作曲の方法やソフトの仕様を理解していなかったわけではなく、何らかの狙いがあって意図的にこのリズムを構築したことになる。何故よりにもよって『大人の夜』というテーマで、このようなリズムを用いたのか、私には見当も付かない。