An Algasta

Syamuさんというyoutuberの発言を書き起こしたり、彼に関する考察を書いてます。

月神(syamu) 書き起こし 怪異症候群:実況プレイ!21

恐怖なんて笑い飛ばせ!怪異症候群:実況プレイ!21 第8話:すき焼き食べたい
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16528031

00:00 対馬犬 ゆっくり劇場

シャム:どうも、シャムです。ラスボスは、やはりブッキーかな。この流れで行くと、なんかそんな気がするね。ブッキーと戦うなら、モンハンしている方が良いかな。
シャド:どうも、シャドです。題して、ブッキー狩り、と言うか、美琴ちゃんに武器はあるのかしら。まさか、剣とか魔法とかで、ブッキーと戦わないでしょうね?
シャム:いよいよ、ラストが近づいていますが。この目で、真実を確かめようね。ごちゃごちゃ言ってても仕方ないから、行くよ。それじゃあ、ムービースタート。

 

00:52 本編開始

よーし、見つけたぞー。ほい。
これ使うのかな。
これで引っ掛ければ、あの鉄格子を開けられるかも知れない。
あれ。
待てよ。
氷室さん、これ使えませんか。
脇差か。ふっ、美琴くん、発想豊かじゃないか。
いえいえ。豊かでも、豊かではございません。適当にこれ使えるかなあと思って調べただけです。
梃子の原理で開けれそうだな。
どうだ、開いたか。
おーっしゃ。よし。来たぜ。まず俺が先に降りる。君はあとから付いて来るんだ。おっけー。分かりました。
セーブしておきます。おっけ、行きましょう。
さあ、くれえ。
地下に降りて来ました1番です。さあ、参りま、えー分かり辛いですね、ここ。非常に分かり辛い、お、氷室おった。
すげえ音した。おー、なるほど。
足元に気をつけろよ。行くぜ。
あー間違えた。こ、ここですね。見えない見えない。見、え、な、い。あ。付けてくれ。頼む。
おーっけー。あまり、良い場所とは言えないな。
さあ行こう。
ここは、最深部か。
なんかありますね。
社みたいな感じかな。
なんなんだ、この場所は。
なんですかね。
翔太に報告しなければな。取り敢えずセーブ。
これが怪しいんじゃないですか。2つの同型の面、が、扉を開く。
お面、それが鍵になってるの?
うん?
待てよ。
何かひっかか、掛かっていた跡がある。
どう、2つの同型の面が扉を開く。
お面、それが鍵になってるの。
なるほど。取り敢えず、ここはい、違うね。そろそろ戻るか。意外な収穫だったな、美琴くん。
ああそうですね。
大体分かったぞ。大体何をするか分かった。
能面がおるじゃねえかばかたれ。
ブッキーがおるわブッキー。
氷室さん、こいつです。これが襲って来た能面です。
何?何で氷室見えてんだ。動くな。
あれ。戻るぞ。何をした氷室。
戻ってますやんまた。
おおすげえすげえすげすげすげえ。すげえ氷室。
氷室マジイケメン。マジイケメン。言ったろ。俺が始末するってな。すげえ。
また来たぞ。
刺される方が好きか。
すげえ。パねえわ。氷室さんマジパねえっす。さっきの脇差が役立つとはな、さあ上へ戻ろう。
上へ戻ろう。これで奴は襲って来なくなる、なったのかな。これでブッキーは襲って来なくなったのかな。まいっか。
銃声が聞こえたから何事かと思ったぞ。あ、さっきの銃声か。
で、最後に脇差を奴に刺したと、ブッキーに刺した訳ですね。
少々手荒になったがな、怪異は始末した。ほんまかな。そうか。
それで氷室、地下には何があった。
ああ、今から説明する。
美琴くん、場所を移そうか。ここで立ち話もなんだしな。
あ、はい。大広間に移るんかな。
大広間かな。
違うか。大広間っぽいな。
あ、やっぱ、おえ、違う、おおひろ、客間か。
なるほど、地下祭壇か。
ああ。それも最近まで手入れをされて、されていた可能性が高い。かみよの婆さんは何もい、言わなかったがな。
そうか。
古い感じはしなかったもんな。あの祭壇。どうだ、何かここ、心当たりはあるか。
ああ、ある文、文献に載っていた。地下祭壇を設けたとな。
知っていたのか。
確証が欲しかった。なぜならそれは真実か、真実かどうかで全ての裏付けが取れるからだ。そうか、では聞かせてもらおう。その真実をやらを。
姫野くん、さっき言ったな。かみよ家の歴史と、その真相を教えると。あ、言ってましたね。はい。
だが、これは君が思ってるよう、以上に残酷なものだ。それを知る覚悟はあるか。
ここまで来た以上、何も分からず終わるのは嫌です。
いいだろう。
単刀直入、単刀直入に言う。ここは、この地は、かみよ家のものではない。
姫野家、つまり君の祖先のものだ。なるほど。え。何だって。
順を追って説明していこう。何がなんだか分からないわ。
なんやこの音楽。数百年前はかみよ家は呪術師の家系としてこの地の、村々を、統治、していた。
長い年月をえて*1受けつけ、継がれていったかみよ家の秘法は、次第に強力になり、村の人々は恐れの念を抱くようになった。
かみよの秘法を利用する土地の権力者も、気付いた時には、その座をかみよ家に奪われていた。
それほどまでに当時のかみのけ、かみよ家は強大だった。かみのけって言ってしもう、かみのけ。
もう殺してしまったのか。なんだこれ、誰が言ったんだ。
だが問題はかみよ家にも起きていた。
強まった呪術の力を制御するのは難しく、じゅ、ず、つ、し、としては行き過ぎた失敗を頻繁に起こすようになったのだ。
なるほど。
足が付いたらどうすんだ。
誰が言ってんだこれ。
このままではかみよは潰れてしまう。当主がそう苦悩していた時、ある一つの考えが頭をよぎった。
この強力のかみよの呪術を押さえ、おんわ*2する調、整役としてのじゅ、ず、つ、が、必要だと。
怪異症候群かそれが。
そしてあとに、のちに遠い村から、この地へ連れて来られた一族が居た。えー姫野家か。
それが君の祖先、姫野家だ。
なんか人間が歌ってるみたいやなこの声。ボーカロイドがおた、歌ってるのばえ。歌ってるみたいだ。デン、デュン、デン。
姫野の呪術は、かみよとそうはんする*3ものがあった。
主流は祈願や、きじゅ*4。だが、きーやかみよ家の補佐役としては、この上のない適役だった。
かみよ家は自らの権力を駆使し、み、自分たちの配下として、姫野家を従わせた。
そのあと、姫野の働きもあって、かみよ家はしったい*5、しっついか。
いず、以前の力を取り戻す。
強力な呪術を思うがま、ままに操るだけでなく、姫野家の秘法を新たに取り入れる、入ることにより、かみよは更に力を付けていった。
しかし、思いも寄らぬ誤算があった。
姫野家が、かみよの目を盗んでその地の、なんや、き。なんとか*6
き、えんかな。きゅじゅつじゃないや。なんだろ。なんとか師として活動し始めていたのだ。なんだろうな。
わかんねえな。
いくた*7の暗殺、むらみゅら、村々への圧力。それに逆らう者も容赦なく標的にしたりと、当時の、かみよは滅茶苦茶だった。
それに負い目を、それに負い目を感じた姫野家は、本来の役割である祈願、えーき、じゅ*8かな。を主に村々を巡り、奉仕していた、していったのだ。
なーるほど。やきゅびょ、うびょう*9に倒れる人々、枯れた土地。そこに姫野が介入すれば、必ず何かしらの変化があると噂になった。
人をいましめる*10ことが、えー業のかみよと違い、姫野家は僅か数年足らずで、多大なる信、頼と人望を獲得したのだ。
かみよ家と姫野家が、か、決裂するのは時間の問題だった。
だいさん*11の忠告も聞かず活動を続けた姫野家は、遂にはかみよ家当主の怒りに触れてしまい、その地を追い出されてしまう。
姫野、の秘法はもう必要ない。
姫野の呪術を解明し、己、のものとしていた、かみよ家にとって、姫野は既に用済みだった。
だがそのかえ、えんしん*12が、かみよ家を破滅へと導くことになる。
えー難しいおはな、難しいお話だね。それで、どうなったんだ。
結局、かみよ家は姫野の秘法を、扱えなかった。
その結果、力を制御できずに滅びた。
いや、滅ぼされたと言った方がいいか。
呪術の暴走を止められないかみよ家は、いつしか時の権力者に見放され、そのまま衰退していった。
そこを姫野家、姫野が滅ぼした。
そう、か。かみよだけではなかった。姫野、姫野もまた、かみよの秘法を己の術として、取り込んでいた。
かみよの呪、術とそれは完全な形として姫野の秘法へと昇華させられ、された。
その力で、姫野はかみよを討ち取った。
そのあとは、どうなったんですか。姫野家が、この地、にかみよを幽閉した。
すうじゅうねん*13もな。
えー。
そして長い月日が流れた。
姫野家は、過去のいざこざを清算する為に、かみよ家の末裔にある話を持ち掛けた。
この地、地と財産を全てにかみよ家に託す。その代わり、もう二度とあら、争わず、怨みも呪術師の肩書きも全て捨てて生きていく。
その契約は、両家の了承により正式に結ばれた。
こうして姫野家とかみよ家は、数年の月日を経て、呪術から脱退し、和解したと言うわけだ。
そうだったんですか。
まあ、なんともあれ、なにはともあれ、あの婆さんを見ていれ、見てれば君も分かるだろう。
過去は過去、今は今だとな。
先祖同士の喧嘩はもうとっくに終わってる。そこには恨みも憎しみもない。
確かにな。
だが、実はその契約にも、姫野家の真の目的があったんだ。
真の目的?
封印さ。
いくら衰退、したとはいえ、かみよの血筋には呪術師としての歴史、すなわち秘法が刻み込まれている。
なにがきっかけで周囲に影響が及ぶか分からない。だからこそ姫野は、この地にかみよ一族を置いて、姫野の秘法で封印することにしたんだ。
その封印は、このずっと下に眠ってる。君なら既に知っているはずだ。あれか。さっき見た地下祭壇か。地下祭壇。
そう、あれが姫野が施したかみよの封印だ。
かみよ家と、あっちゃう、姫野家とかみよ家の歴史の真相、そして今回の怪異の発端。その全貌がここにあったというわけだ。
そうか。事実、かみよ由佳が施した呪術によって、とんでもない怪異が起こってしまった。
それも全て、現代のかみよ家がこの地を離れてしまったせいで、封印がその、はん、はんなんて書いてん、はんい*14か。はんいがい*15か。
はんいがいになってしまったからなのか。違うかな。まあ、そういうことになるな。
待って下さい。じゃあ、私と由佳が会ったのって、一体なんなんですか。
偶然だったんですか。それとも、過去の因縁の所為で、再び巡りあってし、あ、巡り会ったってことなんですか。
偶然だ、とも言うし、必然、または運命?それは君が決めるが良い。
だが俺の答えは、かみよの血が姫野を求め、探した、ということになるな。
BGMが無駄に熱いな。そんなあ。
落ち着け、美琴くん。もういいじゃないか。全ては終わったんだ。いや終わってねえだろ。
いいえ、まだ終わってません。
あの、すき地下祭壇をなんとかしなくちゃいけないな。
どこへ行くんだ。地下祭壇だな。地下祭壇。もう過去に振り回せるのは嫌です。嫌です。なので終わりにして来ます。地下祭壇へ行こう。何を言ってるんだ。
私と由佳が、由佳はただの友達なんです。それに昔の因縁なんて、持ち込んで欲しくないんです。
なんて強い子だ。君の言いたいことは分かった。だが、だからと言って、これ以上どうしようと言うんだ。
まだ、感じるんです。私を追っかけて来る何かの気配が。
ブッキーは死んだんじゃなかったんかい。それに聞こえてくるんで、聞こえるんです。私のやるべきことは、まだ終わってないって。

*1:経て:へて

*2:緩和:かんわ

*3:相反する:あいはんする

*4:祈祷:きとう

*5:失墜:しっつい

*6:祈祷:きとう

*7:数多:あまた

*8:祈祷:きとう

*9:疫病:えきびょう

*10:貶める:おとしめる

*11:再三:さいさん

*12:慢心:まんしん

*13:十数年:じゅうすうねん

*14:範疇:はんちゅう

*15:範疇外:はんちゅうがい